ブアカーオの現在まとめ!失踪事件に関してや出家して僧侶になったという噂についても!

『ザ・パーフェクト』『ムエイタイ最強王者』『絶対王者』と呼ばれる伝説的な選手、ブアカーオ。日本ではあの魔裟斗との試合が有名なところですね!

今回は彼の現在について!失踪したという噂や出家して僧侶になったという噂について探っていきます。更には大学生にもなって経営も学んでいるとの情報も…!

今現在でもマルチに活躍しているブアカーオの姿を見ていきましょう!

ブアカーオの現在が話題に…!?

ブアカーオと言えば日本でも活躍したK-1王者というイメージの方が殆どだと思いますが、想像するのは試合をしているブアカーオではないでしょうか?

しかし、なぜ今になって話題になっているのでしょうか?今回はブアカーオの現在のお姿や、取り組んでいることなどを一挙に見ていきましょう。

出家して僧侶になった!?

まずブアカーオが話題になった理由はこの写真。ネット上では”強そうな僧侶”なんてことも言われていました。確かに、腕の太さから出で立ちから全てが一線を画す仕上がりになっています。

同じなのは服装や髪型だけ…。頭は丸刈りで眉毛もありません。そんなブアカーオの断髪式は軽くニュースにもなった程。

ネット上の反応は…

この変わり果てても”強そうな僧侶”のお姿に、ネット上ではこんな事がつぶやかれています。

  • 「なんてことだ。彼は真のチャンプだったんだよ」
  • 「こんな強そうな僧侶は初めて見た」
  • 「もし道で会ったら逃げ出すと思う」
  • 「本当に偉大な王様だったのだなあ」
  • 「筋肉隆々の僧侶がいる」
  • 「1人だけヤバそうな僧侶がいる」

確かにこんなに頼もしそうな僧侶は見たことがありません(笑)

理由は?

やはり気になってくるのは”なぜ僧侶になったのか”ですよね。やはり画面の向こうで戦う姿しか見てなかった我々からすると一体なぜ急に僧侶になったのか分かりません。

しかし理由はシッカリとあります。ブアカーオが僧侶になった理由は、2016年10月に逝去したタイのチャクリー王朝第9代国王ラーマ9世への追悼の為

これはタイの風習で一時的なんだそうです。写真が撮られたのはブアカーオが国王追悼のために一時的に修道院で生活をしている時のものだったんですね。

活動の幅が広すぎる!ブアカーオの現在!

 

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さて、僧侶であるブアカーオとその理由をご覧いただいたわけですが、”強そうな僧侶”でいた時期はあくまでも一時的な状況。ブアカーオ自身は今現在でもファイターとして活躍しているそうなんです。

更には本業以外にもかなりマルチに活動の幅を広げているみたいなんです。日本ではあまり取り上げられてはいないですが、母国タイでは現在でもスパースター扱いで国民的英雄という噂も…

今現在でもファイターとして活躍中!?

この事実には驚く方も多いかもしれません。なんせ彼は現在36歳、日本の平均的なボクサーの引退年齢は23歳と言われている中、30代の後半に差し掛かってもなお活躍しているのがどれだけ凄い事だかわかるかと思います。

さらに彼は、今でも70kg級で世界ランク10位以内に君臨し続ける世界屈指のファイター。現在でもその強さは健在と言う事になるでしょう。

ファイトマネーは○○千~億万円まで!?

彼が現在、主戦場としているのは中国のキックボクシング団体”クンルンファイト”ファイトマネーに関しては詳しく公開がされている訳ではないので確かな数字ではありませんが、1試合で得られるファイトマネーは1000万円を超えるといわれているそうです…。

さらに、ブアカーオの人気はタイや日本のみではなく、中国での人気も他のファイターと比べると別格なんだそう。2016年11月に中国で行われたイー・ロンとのビッグマッチのファイトマネーは約7000万円とも言われているそうです!

「ブアカーオvsヨードセングライ」の試合が勝者は100万ドル(約1億1000万円)の総取りとして行われることが発表。

キックボクシング版「メイウェザーvsパッキャオ」とも呼ばれ、立ち技史上最高額の1試合100万ドルというビッグマッチは大きな話題に、しかし後にヨードセングライは怪我を理由に引退したことから対戦は流れてしまいました。

もしも実現していたら過去最大のビッグマッチだったことでしょう!

更に映画俳優としても活躍!?

山田長政の活躍を描いた2010年公開映画『YAMADA -The Samurai of Ayothaya-』にも出演していて、この作品には、センチャイやヨードセングライなどのムエタイレジェンドメンバーも出演していたそうです。

実際ブアカーオはこれまでに映画4本に出演。2017年公開の「The Legend of the Broken Sword Hero」では主人公の古代ムエタイ戦士プラヤ・ピチャイを見事に演じています!

「この映画って制作費が5000万バーツらしいから日本円にして約1億6500万円か。物価の差を考慮して日本経済から見ると約5億円の費用ってことは、そこそこお金がかかった映画だね。」

ただでさえスパースターのブアカーオ、これからは映画俳優に転身なんてこともあり得ない話ではなさそうですね。

ブアカーオが大学生に!?理由は?

僧侶に現役ファイターに映画俳優とこれだけでも超多忙に見えるブアカーオですが、実は大学に通っていた時期があるそうなんです!

2013年にブアカーオはラッターナ・バンディッド大学に入学。そして2017年には無事卒業しているんです!大学では”経営学”を学んでいたんだそうですよ!

ブアカーオ選手自身、勉強が得意でないと感じていたため、キックボクサーになったそうですが、自身のボクシングジムを経営するようになると、勉強したいという熱意が沸いてきて、現在は自分のビジネスに活かすために大学で経営学を専攻しています。

ブアカーオ選手は一回り年齢の離れた大学の同級生に、自分のことを「アニキ」や「兄さん」と呼ばずに「ブアカーオ」と名前で呼びように依頼した結果、大学には一回り年下の友人がたくさんいるのだそうです

ちなみに自身が経営するジム(バンチャメーク)を所有していて、現役時代名前が「ブアカーオ・ポー・プラムック」だったのを現在は「ブアカーオ・バンチャメーク」に改名したのもこのジムが出来たからだといわれています!

さらにラッターナ・バンディッド大学では博士号を取得

ブアカーオは2013年にはカセサート大学でチュラポーン王女から修士号を、2014年にはラチャパット大学を卒業し、皇太子から博士号の認定書を授与されています。ちなみにその年にはWBCムエタイのダイヤモンド王座のタイトルマッチを大学内で行ったりと、意外と大学に縁が深かったりもします

卒業生代表のスピーチも務めたそうです!

学位のある格闘家の事をインテリアファイターと呼ぶそうですが、ブアカーオこそまさに本物の”インテリアファイター”ではないでしょうか!

趣味のサッカーが高じて…

ブアカーオが2013年に大学生になっていたことは先ほどお伝えしましたが、実はその大学でサッカーをしていたそうなんです。

そしてそのサッカーチーム(RBAC FC)というのが、タイサッカーリーグの3部に所属していて、ブアカーオはサッカー選手として公式戦にも出ていたんですね!(2014年2月にフォワードとしてデビュー)

陸上短距離の男子100メートルと200メートルで世界記録を打ち立てた、あの世界最速の男ウサインボルトもサッカー選手へ転身なんて話題もありましたがブアカーオはすでにサッカー選手だったんですね!

タイ陸軍の広報にも就任!?

これまで紹介した中だけでも「僧侶」「現役格闘家」「大学生」「サッカー選手」と肩書が多すぎるブアカーオですが、実は彼、タイ陸軍の現役軍人でもあるんです!

軍曹の一つ下で、下士官の最上位、等級は伍長。更には陸軍の広報担当でもあるというのだからもう大忙しですよね(笑)

トレーニングも欠かさず行っている!?

これは少し若い頃の動画かもしれませんが、今現在でもトレーニングは欠かさず続けていいるそうです。 ブアカーオの休日は月曜日だけで他の仕事をこなしながらトレーニングも行っているそう…。なんてストイックなんでしょうか。

SNSのフォロワーやいいねの数が桁違い!?

実は現在ではスポーツ業界でも、SNSを重視していて、”スポーツ選手の影響度がどれだけあるのか”を知る一つの指標として活用されているそうです。

ウォルトディズニー傘下のESPNというアメリカの企業大手が公表している「世界の著名なアスリートランキング」でもSNSのフォロワー数やリアクション数を重視しているのだとか。

そしてブアカーオのSNSのフォロワー数は、instagram→約80万人、facebook→3,987,467人。しかも凄いことに、殆どの発信がタイ語のみ。時々英語が来るぐらいだなんです。

タイの人口は2017年時点で6904万人と言う事を考えるとどれだけ凄い事なの分かるかと思います。また、これは他の人気とされているK-1ファイターと比べても一線を画すものとなっています。

理由は「K-1 MAX」での活躍や母国タイでの押しが強いから!?

実はブアカーオはK-1で活躍していた頃は母国のタイでは殆ど無名の状態だったそうです。と言うのもタイではムエタイは国技で、

日本でいう所の”相撲”のように現在でも伝統的で盛んに試合も行われているそうなのですが、タイ国内でムエタイに関心があるのはある一定の層の人だけなんだそう。

つまりは国民全員が興味のあるスポーツではないんだそうです。実際ムエタイで活躍している選手でも、K-1や中国クンルンファイト、武林風に参入したりしているのでやはり金銭的にもキツイ面があるのでしょう。

しかしブアカーオはK-1 maxで2度の優勝を果たし、タイ国内でも国を挙げて押している為、国民への認知度が高いということなんですね。

ブアカーオの失踪事件って!?「愛車と共に消えた…」

これは日本でも話題になりましたが、ブアカーオはK-1MAXで活動休止になった次の年、2012年に一度失踪したとしてメディアでも取り上げられていました。

これまで見てきて分かるように、ブアカーオの行動量はとんでもないです。

当時は沢山の憶測が飛び交っていましたが、ブアカーオ自身が語った理由によると、アイドル的人気だったブアカーオは本業のファイターとしてのトレーニングや試合などが、芸能活動やセミナーなどでおろそかになることから疲れ切ってしまったという事だそうです。

ブアカーオは、自身のジムへ向かう途中で連絡が取れなくなってしまい、愛車と共に消えたんだそうです。ちなみに愛車は、ポルシェ ケイマン718。1000万を超える代物だそう。

それにしても一度失踪してそこから更に、前と同じかそれ以上大変な日々を送っているなんて、凄い事ですよね。

MMA(総合格闘技)へ転身の可能性があった!?

(世にも珍しい腕ひしぎ十字固めを極めるブアカーオの写真)

ブアカーオは持ち前のスタミナとポテンシャルの高さで、立ち技の試合では相手を軽々と投げてきたわけですが、実はMMA(総合格闘技)への転向も示唆されていたんです。

実際にMMAの練習もしていたそうで、デビュー戦はあの“中国の英雄””不敗神”と謳われたイー・ロンではないかなんて噂も飛び出したほどです。

K-1への応用の為だったのか、練習の為だったのか、はたまた本当にMMAに転身する気でいたのか、現在となっては分かりませんがまだ現役のファイターであることだけは確かですね。

自身の経営するジムでは弟子が凄いことに!

一緒に写っているのは、自身の経営するジムの弟子であるスーパーボン。彼は2017年1月1日に行われたクンルンファイトで優勝、セドリックマヌーフ、ジョムトーンを倒しています。

70kg級では今一番ホットな選手と呼び声が高いです。ちなみにブアカーオが経営するジムは、かなり近代的なジムで、リングの他に”オクタゴン・ケージ”(金網に囲まれた八角形の試合場)まで備えているんだそう。

門下生は優秀な生徒ばかりで、ブアカーオはすでに指導者としても一流と言う事になりますね!

まとめ

  • 僧侶になったのは国王の追悼の為で一時的
  • 失踪事件は多忙でストレスが溜まった為
  • 今現在でも現役ファイター/経営者/指導者/映画俳優/タレント/タイ陸軍伍長(広報)として活躍中、ファイトマネーは1試合1千万もするとの噂
  • 2013年には経営を学ぶために大学へ入学していた(2017年卒)
  • 入学した大学ではサッカーをしていて公式戦にも出たことがある正真正銘のサッカー選手でもあった
  • トレーニングも毎日欠かさず行っていて、MMAの練習もしている
  • SNSのフォロワー数やイイねの数も他のファイターと比べて一線を画している