ベネディクト・カンバーバッチの意外な性格!?カワウソに激似w子供時代は破天荒!?

「ドクターストレンジ」「シャーロック」など数々の映画やドラマで活躍している人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。彼の性格については様々な説があります。また、彼の子供時代についてもかなりの破天荒だったのではないかという話があります。また、カワウソにそっくり?とか… これらについて事実なのか検証してみました。

この記事の目次

プロフィール

https://ja.wikipedia.org/wiki/

ベネディクト・カンバーバッチのプロフィールを紹介します。

生年月日:1976年7月16日(2020年現在44歳)

出身地:イギリス・ロンドン・ハマースミス

身長/体重: 183cm/78kg

結婚:既婚者、二児の父

ベネディクトは既婚者で、奥さんは女優のソフィア・ハンターです。彼のお父さんは舞台俳優ティモシー・カールトン、お母さんも女優のワンダ・ヴェンサム、まさに演劇一家という血筋です。

また、ベネディクトの家族は名門の家系で父型の祖父は第一次世界大戦・第二次世界大戦で活躍した英雄ヘンリー・カールトン・カンバーバッチと言われています。レスター大学の研究では15世紀に存在したイングランドの王リチャード3世の血縁であることが判明しています。そのためかどうかは不明ですが、ドラマ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」の中ではリチャード3世を演じていました。

ベネディクトの性格は?

https://movie.walkerplus.com/news/article/57258/より引用)

映画では慇懃無礼(インギンブレイ)であったり傲慢不遜(ゴウマンフソン)な役を演じたり、天才肌で人間味の薄いキャラクターを演じたり、悪役を演じることも多いベネディクト・カンバーバッチ。

しかし、私生活では非常に英国紳士らしいジェントルマンであることで有名です。

例えば、映画業界の中で男女の間で給料に格差があることを問題視していています。映画出演のオファーの際、男女間のギャラが平等ではない場合はその作品に出演しないと語っています。ベネディクト・カンバーバッチは女性差別にも敏感なフェミニストでもあります。

ベネディクトの子供時代は??

(https://www.pinterest.jp/pin/833377106031437361/より引用)

ベネディクト・カンバーバッチの子供時代は一体どのような感じだったのでしょうか。自身はこう振り返っています。

「何かに集中させようとした親に勧められてギターやピアノ、ドラムなどの楽器をやったり、絵を描いたりしていたんだよ。どれもうまくならなかった。」

( https://matome.naver.jp/odai/2140783334128508001 より引用)

他にも、一人っ子で常にエネルギーがありあまっている変わり者であったことも認めています。

学校は超名門!?

(https://ar.pinterest.com/pin/より引用)

プロフィールにあるようにベネディクト・カンバーバッチは名門の家の生まれです。通っていた学校も名門校であることで知られています。

彼が通っていた学校はパブリックスクールと言われる名門校でその中でもあのチャーチル首相が通っていた事で有名なハ―ロ―校に通っていました。

ハ―ロ―校の生徒のほとんどはオックスフォード大学かケンブリッジ大学に行くことが多く、彼も期待されていましたが、ベネディクト・カンバーバッチはこの在学中に薬物にハマってしまい、オックスフォードのような名門大学にはいけませんでしたが、マンチェスター大学に進学しました。

マンチェスター大学も、オックスフォードやケンブリッジに次ぐノーベル賞受賞者を輩出している英国の名門大学校です。

実は悪ガキだった?

https://www.cinematoday.jp/news/N0053647より引用)

ベネディクト・カンバーバッチの青春時代についてお話します。彼は以前インタビューで以下のように語っていました。

「僕はハイパーアクティブな悪がきで、いたずらばっかりし、けんかっ早かった」

( https://www.cinematoday.jp/news/N0053647 )

さらに同インタビューの中で他にも信じた難いような問題行動をしていた過去を暴露していました。ハ―ロ―校在学中、サッカーで遊んでいた所…蹴ったボールがうっかりステンドグラスを割って中に入ってしまいました。

上級生に…

「いけいけ、パンツを下ろしてこい!」

( https://www.cinematoday.jp/news/N0053647 より引用)

とひやかされてしまい、なんとベネディクトはパンツをおろした形で教会に侵入したそうです。教会にいた人からすればたまったものじゃないでしょう。ベネディクト・カンバーバッチが学生の頃、けっこうやんちゃな事をあいていたのは間違いないようです。

演劇に出会う

(https://www.pinterest.jp/pin/476959416758996571より引用)

子供のころからアクティブだったベネディクトに困った両親は彼にエネルギー発散のために演劇を勧めました。これがベネディクトにとって演技の世界との出会いとなりました。初舞台となったのは「真夏の夜の夢」で、演じたのは「ボトム」というキャラクターでした。この当時、ベネディクトは10歳です。ベネディクトの父親は…

「ベネディクトのボトムはみんなよく覚えてますよ」

https://blog.goo.ne.jp/mithrandir9/e/c2deaec9de3f58524e9bbad4154936faより引用)

と回想していました。両親はただの趣味で終わるだろうと思っていましたが、両親が演じている舞台の舞台袖に出てきては…

「僕も出たい! 僕も出たい!」

( ttps://blog.goo.ne.jp/mithrandir9/e/c2deaec9de3f58524e9bbad4154936faより引用)

と喚いていたのでした。

彼が演技の世界に足を踏み入れたのは両親の強い影響があった物と思われます。子供のころから演劇の華々しい世界で活躍する両親の姿をみて、何か想うものがあったのかもしれません。しかし、実際には彼は弁護士を目指していたそうです。俳優の両親をみていたベネディクトは俳優が不安定な仕事であるかをよくわかっていたので、法廷弁護士を志していました。ところが、やはり自分は俳優の方が似合っていると思ったのか俳優を志すようになっていったといわれています。

18才まで子供だった!?

https://www.pinterest.jp/pin/537476536775009331/より引用)

健康で活発な青年に見えるベネディクトですが、実は18歳になってもガリガリで食べても食べても太らない事から病院に連れて行かれることがありました。しかし、何も問題はなかったそうです。

その後、183cmというイギリス人の男性の平均身長よりやや高い身長になり、健康的な青年として成長しました。学生時代、女性にモテていたかは定かではありませんが、若いころの彼は欧米人では珍しい、細身で優男で童顔の男の子であったので若い女性よりも年上の女性のほうに人気があったかもしれません。

実はお茶目!?

https://matome.naver.jp/odai/2140144604574781601より引用)

演じる役柄から真面目なイメージが強いベネディクトですが、普段は非常にチャーミングで愛橋のある性格であることで有名です。

彼が主演した「ドクター・ストレンジ」の監督スコット・デリクソンはベネディクトが「ドクターストレンジ」の撮影時のコスチュームのまま、アメコミショップに訪れている様子をインスタグラムにアップしていました。

 

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当然、ファンは大喜び。

カワウソに激似!?

https://news.aol.jp/2015/11/30/cumberbatch/より引用)

ネット上でベネディクト・カンバーバッチは“カワウソ”に似ているのではないかといわれています。BBCの番組の中でカワウソのヘン顔を真似するという個性的な場面がありました。その時に共演したジョニー・デップから「大丈夫?」といろんな意味で心配されていました。

ちなみにいちぶのカワウソは小型のワニであれば捕食してしまうほど、凶暴な生き物です。もしも、彼がカワウソに近い性格であれば侮辱した場合はひどいことになってしまうかもしれませんね。

正義感もある!

https://ellegirl.jp/article/e_sherlock_trivia_17_0127/3/より引用)

ベネディクト・カンバーバッチは以前、タクシーに乗っている時に配達員の男性が四人組の男にリンチされてるのを止めたことがあります。

当時、ベネディクトは夫婦でタクシーで移動していました。偶然宅配サービスデリバルーの配達員が4人の男性にボトルで頭を殴られてるのを目撃、すかさずタクシーを止めると、この暴力を止めに入りました。

相手は4人でしたが、ベネディクトはかなり強く相手の男たちに「彼から離れろ!」と言い事を収めたと言われています。その光景を目撃したタクシー運転手は…

「ベネディクトは勇気があり、勇敢で、無私無欲の人です。もし彼がケンカを止めなかったら、あの自転車ドライバーは重傷を負っていたでしょう」

「彼は自分の行動をしっかりと認識していました。とても勇敢だった。正直なところ、ほとんどが彼の手柄です」

「ベネディクトは、襲ってこようとする暴漢たちを押し返して身を守ったので、負傷することはありませんでした。私が思うに、彼らも、そこでようやく相手がベネディクトだと気づき、逃げ去ったのです」

( https://www.cinematoday.jp/news/N0101303 より引用)

と語っていました。

息子にはデレデレ

https://tixas.ru/ja/ より引用)

ベネディクト・カンバーバッチには二人の息子がいます。長男は2015年生れのクリストファー・カールトン・カンバーバッチ君、次男は2017年生まれのハル・オーデン・カンバーバッチ君です。

二人とも、今の奥さん、ソフィー・ハンターとの間に生まれた子供でベネディクト・カンバーバッチは家族揃って仲良くお出かけをしているところをパパラッチに激写されたことが何度もあります。お子さんと一緒に外出なんてかなり子煩悩な様子をみせています。

ベネディクトの両親も大スター!!

https://www.pinterest.jp/pin/358176976592333884/より引用)

先項でもお話したようにベネディクト・カンバーバッチの両親は演技派俳優としてイギリスで多くの映画やドラマに出演していました。

父の名前はティモシー・カールトンで長男のクリストファー・カールトン君はこのお父さんの名前にちなんで名づけられました。父のティモシーは映画・ドラマではなく舞台を中心に活躍してきた舞台俳優です。

母はワンダ・ヴェンサムで、彼女もまた女優をしていました。イギリスの有名な特撮ドラマ「ドクター・フー」に1967年版・1977年版・1987年版に3度出演していました。さらに、あの新世紀エヴァンゲリオンに多くの影響を与えたと言われる1973年制作のSF「謎の円盤UFO」にもヴァージニア・レイク大佐役で出演していました。

https://www.superdramatv.com/lineup/SNSUNBAY0001.html引用)

どちらかといえば、お母さんのワンダ・ヴェンサムのほうがお父さんより役者としては知名度はあったようです。また、母ワンダは、四歳上の年上女房でした。下が若いころの二人の写真です。

https://www.bbcamerica.com/anglophenia/2013/04/the-full-dynastic-heritage-of-benedict-cumberbatchより引用)

美男美女ですね。二人は1970年~72年に制作のドラマ「ア・ファミリー・アット・ウォー」で共演したことで出会い、1976年に結婚をしました。そして、同年ベネディクト・カンバーバッチが生まれました。

出演(作品)映画

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/46659/2より引用)

ベネディクト・カンバーバッチは数々の映画やドラマに出演しています。ここからは彼の出演した映画やドラマの中でも有名な物をピックアップしていきたいと思います。

ホーキング 2004年4月13日公開 イギリステレビドラマ

ベネディクト・カンバーバッチ、28歳の頃

(https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00007ZT3より引用)

当初は舞台を中心に活躍していた彼ですが、2003年以降、テレビや映画の世界にも進出しました。

そんな彼の初期の作品で、彼の名前を一躍有名にしたのは2004年に放映されたスティーヴン・ホーキング博士の半自伝を映像化した2時間を越えるテレビドラマ「ホーキング」でした。

(http://ilikecinema.seesaa.net/article/454616346.htmlより引用)

本作の中でベネディクト・カンバーバッチはホーキング博士そのものを演じていました。彼の演技は「モンテカルロTV映像祭 男優賞」を受賞、大きな話題を集めました。

2018年にこの世を去ったホーキング博士ですが、その葬儀にはベネディクト・カンバーバッチも出席していたそうです。ドラマのあらすじは、若きホーキング博士の青春と亡くなる前の博士の姿を対比しながら話を進めていくという内容になっていました。

彼の演じるホーキング博士はハンサムすぎるといったような意見もありましたが、確かに言われてみればそうかもしれません。

アメイジング・グレイス 2007年3月23日公開 イギリス映画

ベネディクト・カンバーバッチ、30歳のころ

https://movies.yahoo.co.jp/movie/338585/より引用)

今でも様々な場所で歌い継がれている黒人讃美歌「アメイジング・グレイス」。その誕生を描いた作品です。

彼が演じるのは後にイギリス首相になる「二代目ウィリアム・ピット」の青年時代でした。映画のあらすじは以下のようになります。

若くして政治家となったウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)と、彼と同じ志を持つ友人のピット(ベネディクト・カンバーバッチ)。イギリスの主収入源である奴隷貿易に心を痛め、現状を打ち破るべく闘う2人だったが、想像以上の苦戦を強いられるウィルバーフォースを支えていたのは、師が作詞をした「アメイジング・グレイス」だった。

( https://movies.yahoo.co.jp/movie/338585/ より引用)

http://www.reviewanrose.tokyo/article/443312076.htmlより引用)

黒人解放のために奔走した白人の正義を描いた映画と思われますが、本作は政治サスペンスで主人公ウィルバーフォースとピットの奔走と駆け引きを描いた内容になっています。

つぐない 2007年9月7日公開 イギリス映画

ベネディクト・カンバーバッチ、30歳のころ

https://movies.yahoo.co.jp/movie/328495/より引用)

ベストセラー作家イアン・マキューアンによる小説「贖罪」の映画化。この作品では、今のベネディクト・カンバーバッチでは考えられないような憎まれ役を演じています。あらすじは以下です…

1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついたうそが、ロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまう。

( https://movies.yahoo.co.jp/movie/328495/story/ より引用)

本作で彼が演じるのは災いの原因になってしまった大富豪の御曹司役で、少女を手籠めにしてしまうという昨今のスマートなイメージ彼には想像できない役を演じていました。

僕が星になるまえに 2010年6月26日公開 イギリス映画

ベネディクト・カンバーバッチ 34歳の頃

https://movies.yahoo.co.jp/movie/346543/より引用)

2010年6月に英国で公開された「僕が星になるまえに」では若くしてガンに侵され死期を迎えた青年を演じています。本作が彼の初主演作だともいわれています。マイナーな作品だったので長らく日本では公開されませんでしたが2013年に日本でも劇場公開され、上映イベントの中で彼の吹替え声優、三上哲さんによる生吹替えも行われました。

若くして末期癌に侵された青年ジェームズ、死期を迎えた彼は友人たちとともにるウェールズのバラファンドル湾へ最期の旅へと向かいます。しかし、旅が進んでいくうちに病状は悪化、やがて、ジェームズの友人たちはこの旅の本当の目的を明かされるのでした。

SHERLOCK(シャーロック) 2010年7月25日より放映 イギリスのテレビドラマ

ベネディクト・カンバーバッチ、34歳のころ

(https://www.b-cafe.net/cinema/より引用)

映画007ジェームズ・ボンドと並び英国を代表するキャラクター、シャーロック・ホームズ。それを現代風にアレンジした人気ドラマシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」では主人公シャーロック・ホームズを演じています。

シャーロック・ホームズといえば19世紀ビクトリア朝時代を舞台にした探偵小説で有名ですが、この作品は舞台を現代に移しパソコンやスマホを駆使ししながら推理を展開していくというホームズの姿に驚かされます。この作品がきっかけでベネディクト・カンバーバッチは一躍スター俳優として認知されるようになりました。

時代が変わっても、冷静沈着、しかしどこか変わっていて傲慢なキャラクターのホームズは人気が集まりました。ホームズだけではなく助手のワトソン、アイリーン・アドラー、宿敵のモリアーティといった各キャラクターが現代風にアレンジされているのにも評価が集まり、特にワトソンを演じたマーティン・フリーマンは後にブレイクしました。

二人は2014年に制作された「ホビット」でも再共演しました。しかし、その役割は相棒ではなく敵同士でした。

https://dramanavi.net/drama/column/2017/07/sherlock-3.phpより引用)

このドラマは2010年から2017年シーズン4まで放送されています。2020年現在、次シーズンの発表はされていません。しかし、ファンの人気は高く多くのグッズも製作されていて人気の高さがうかがえます。

トゥルース 闇の告発 2010年9月13日トロント国際映画祭にて公開 カナダ・ドイツ合作映画

ベネディクト・カンバーバッチ35歳のころ

https://www.amazon.co.jp/より引用)

2010年、カナダ・ドイツ合作で製作された「トゥルース闇の告発」ではセリフが少ないにも関わらず印象的な役として出演していました。

物語は、アメリカに在住の婦人警官、彼女は夫に親権を奪われた娘の養育のために、民間警備会社の仕事をすることになります。それは内戦の爪痕が残っているボスニアに派遣されるというものでした。

そこで彼女が赴任先のボスニアで目撃したのはいたいけな少女が国連職員や地元の兵士達の慰安婦として働かされている光景でした。彼女はこれを告発するべく、活動をおこしますが揉め事を隠したい国連関係者などの邪魔にあい悪戦苦闘をするというサスペンス映画です。

大変忌まわしい映画ですがこれは実話で、現在でも行われているかもしれないという事でした。

ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは地雷を撤去する兵士の役で、セリフもあまりありませんでした。というのも、この時の彼はまだ有名な俳優ではありませんでした。共演していたレイチェル・ワイズやデビット・ストラザーンのほうが俳優としては有名でした。

裏切りのサーカス 2011年9月16日公開 イギリス・ドイツ・フランス合作スパイ映画

ベネディクト・カンバーバッチ35歳のころ

( https://movies.yahoo.co.jp/movie/341569/ より引用)

冷戦時のイギリスを舞台にイギリスのスパイ組織MI6、通称サーカスの構成員達がお互いに騙し合い殺し合う様子を描いたサスペンス映画です。あらすじは…

英国のMI6とソ連のKGBが熾烈な情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代。英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロールは、長年組織に潜んでいるソ連の二重スパイ“もぐら”の情報を掴むも独断で作戦を実行して失敗、責任をとってサーカスを去る。コントロールの右腕で彼とともに引退した老スパイ、スマイリー。ある日、英国政府のレイコン次官から“もぐら”を突き止めろという極秘の指令が下る。ターゲットとなるのは、コードネーム“ティンカー”、“テイラー”、“ソルジャー”、“プアマン”という4人の組織幹部。さっそく信頼を置くかつての部下ピーターらと組み、調査を開始するスマイリーだったが…。

( https://www.allcinema.net/cinema/341569 より引用)

https://www.pinterest.jp/pin/632192866429989821/より引用)

ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは主人公スマイリーの忠実な部下であり作中でも珍しい常識人の“ピーター・ギラム”と言う役です。

裏切りが相次ぐ話の中でも珍しく彼の存在がストーリーのクッションになるという立ち位置にいます。

ミスティック・アイズ 2011年12月16日公開 イギリス映画

ベネディクト・カンバーバッチ35歳のころ

https://www.amazon.co.jp/より引用)

2011年公開のミスティック・アイズでは精神に傷を負った帰還兵の弟を引き取った兄。結果、自身の心の闇も暴かれていくという不安定な人間を演じています。

田舎でひっそりと暮らしながら、いつか子供を作ろうとしていたデイビットと妻ドーンの夫婦、そんな二人は戦争で心に傷を負ったデイビットの弟ニックと同居することになりました。

( https://movie.jorudan.co.jp/cinema/25370/ より引用)

日々奇行を行うニックに振り回されながらも、仲良くなる妻ドーンでしたがデイビットはそれを白い目でみていました。やがて、兄弟の中にあった暗い過去を知ってしまうと彼女にも変化が訪れると言うのが映画のあらすじです。

ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは弟ニックを引き取る兄のデイビット、実は弟よりも彼の方の闇が深いという展開が待っています。

戦火の馬 2011年12月25日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ35歳のころ

( https://movies.yahoo.co.jp/movie/340426/ より引用)

名作文学をスティーブン・スピルバーグが映画化した本作では端役ですが出演をしています。

イギリスの貧しい小作農として育った少年アルバートは馬のジョーイと兄弟のように過ごしていました。しかし第一次大戦が迫り、馬のジョーイは軍に売られてしましました。その後、アルバートも軍に召集されてしまいます。

(https://twitter.com/より引用)

多くの偶然と出会いを繰り返しながらアルバートとジョーイは再会するのでした。というのが映画の内容です。

ベネディクト・カンバーバッチは少年アルバートの愛馬ジョーイを飼うことになるイギリス軍将校を演じていました。出番は少しですが印象的なキャラクターです。

スター・トレック イントゥ・ダークネス 2013年5月16日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ37歳の頃

( https://pc.video.dmkt-sp.jp/ti/10006398 より引用)

2009年公開の「スタートレック」の続編「スター・トレック イントゥ・ダークネス」ではメインの悪役カーンを演じています。

1966年に日本で「宇宙大作戦」という名前で始まった同シリーズの中でも代表的な悪役カーンの登場は多くのファン待望となっており、本作でとうとうお披露目になりました。

Star Trek (2008) Directed by: J.J. Abrams

西暦2259年、惑星連邦宇宙艦隊所属USSエンタープライズの艦長カークは恩人を殺したテロ事件の首謀者ハリソンという男を逮捕します。しかし、そのハリソンの正体は3000年の未来からやってきた超人カーンでした。ここで、カーク達とカーンとの戦いが始まっていくというのが本作のあらすじです。

原作では有色人種っぽさもあった無国籍なキャラを白人のベネディクト・カンバーバッチが演じたことについて批判もありましたが、本作では迫力ある悪役を演じることに成功しています。

それでも夜は明ける 2013年8月30日公開 アメリカ・イギリス合作映画

ベネディクト・カンバーバッチ 37歳の頃

(https://www.amazon.co.jp/より引用)

自由の身であったにもかかわらず、12年間も奴隷生活を強いられていた実在の男性ソロモン・ノーサップの地獄の日々を映画化した本作は2014年度のアカデミー作品賞を受賞しました。

自由黒人のソロモンはある日、酒に盛られた薬を飲んで奴隷として売り飛ばされてしまいました。それまで自由であった彼は奴隷として苦しい地獄のような日々を過ごしていくことになります。

本作でベネディクト・カンバーバッチが演じるのは主人公ソロモンの最初の所有者、農園主のフォードでした。

エキセントリックなキャラクターをよく演じる彼の中では珍しいほどの善人で、主人公ソロモンを気に入り重宝する理解のあるよき男でしたが、白人労働者の激しいいじめにあい苦しむ彼をみてなくなく売らざる負えない決断をしました。

フィフス・エステート/世界から狙われた男 2013年9月5日公開 アメリカ・インド映画

ベネディクト・カンバーバッチ 37歳の頃

( https://cannedcats.exblog.jp/23109329/ より引用)

ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジと彼の仲間たちの暗躍と内紛を描いたサスペンス映画で本作ではジュリアン・アサンジそのものを演じています。

ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジと出会ったダニエルは彼と手を組んで様々な情報をリークし、「第四の権力」といわれるメディアに代わる「第五の権力」を生み出そうと模索します。しかし、ダニエルとアサンジは徐々に対立していくようになるというのが本作のあらすじです。

https://cr53c.hateblo.jp/entry/2019/04/12/080841引用)

ベネディクト・カンバーバッチは本作のオファーを受けた際に、ジュリアン・アサンジ本人から「本作の出演を見送ってくれ」という長文の書面を受け取ったそうです。本作で描かれるアサンジはカリスマ性があるけど、人として問題が多い人物として描かれていた事にジュリアン・アサンジ本人からすると都合が悪かったのかもしれません。

ちなみに2020年現在、ジュリアン・アサンジはイギリス警察に逮捕されています。それまではエクアドル政府(イギリスエクアドル大使館内)に囲われていましたが、追放されイギリス警察に逮捕されました。

ちなみに、本作でアサンジを演じたベネディクト・カンバーバッチとの比較画像がこちらです。

https://movies.mxdwn.com/news/wikileaks-posts-the-fifth-estate-screenplay-online/より引用)

左がアサンジ本人で、右がベネディクト・カンバーバッチです。

映画は「2013年メジャー級映画で最もコケた作品」とすら言われるほど大コケしてしまいました。

ホビット 竜に奪われた王国 2013年12月2日公開 ニュージーランド・アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ 37歳の頃

(https://www.amazon.co.jp/より引用)

人気シリーズ「ロードオブザリング」の番外編。本作では人気キャラクター、火竜族“スマウグ”の声とモーションキャプチャーをベネディクト・カンバーバッチが演じています。

彼が演じたキャラクターは強欲なドラゴンでスマウグが隠した財宝を狙いドワーフの1族とホビットの若者がスマウグの住処を目指すことになります。苦難の末スマウグの住処にたどり着く若者たちでしたが、スマウグにみつかってしまい追われる羽目になりました。というのが本作のあらすじです。

https://www.cinemacafe.net/article/2014/01/15/21270.htmlより引用)

しかし、前作ほどのヒットは無くシリーズはこれで終了となってしまいました。

ベネディクト・カンバーバッチが演じるスマウグはCGで描かれていますが、なんとボディスーツを着込んでベネディクト・カンバーバッチそのものがモーションキャプチャーで表情や動き、さらには声を演じていました。

ネット上にはわざわざボディスーツを着込んで寝転んでいる彼の様子が拡散されています。

( http://www.kotaro269.com/articles/57706.html より引用)

中々個性的な表情ですが、これはわざと変顔をしているのではなく、彼の表情をベースにスマウグを生み出すという手法でした。

人間の役だけでは無くCGのドラゴンも力を入れて演じている姿はまさに役者の鑑ですね。

8月の家族たち 2013年12月27日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ 37歳の頃

https://movies.yahoo.co.jp/movie/347843/より引用)

2013年公開「8月の家族たち」では天才やカリスマ的役を多く演じていたベネディクト・カンバーバッチが一転してひ弱で情けない無職の青年を演じています。あらすじは…

オクラホマの片田舎。父親が突然失踪したことをきっかけに、病気のため毎日薬漬けの日々を送る毒舌家の母ヴァイオレットの下に、娘たちが久しぶりに集まる。長女バーバラは浮気した夫と別居中で、反抗期の娘にも手を焼いている。一方、次女カレンは婚約者を連れてきて、三女アイヴィーも恋に夢中。自分勝手な母親とそれぞれの人生を歩む娘たち、そして彼女らを取り巻く男たちの本音が次第に明らかとなり、家族の秘密が暴かれていく。

( https://eiga.com/movie/79524/ より引用)

ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは無職のダメ男で、常に母親から小言をいわれているという可哀想なキャラクターでした。しかし意中の女性の前でオルガンと歌声を披露し、うっとりさせるというただのダメ男ではない一面もみせています。

https://blog.goo.ne.jp/dico360/e/4724f587e62b01426ecb592a33e5dbc0より引用)

元々舞台劇で、日本でも数回日本人キャストによるリメイク上演が行われていたそうです。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 2014年11月14日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ、38歳の頃

https://movies.yahoo.co.jp/movie/350926/より引用)

実在したイギリスの天才数学者のアラン・チューリングがナチスドイツの暗号、エニグマを解読していった活躍と、彼の悲劇的な晩年を描いた本作はは、主人公アラン・チューリングを演じました。本作のあらすじは…

第2次世界大戦下の1939年イギリス、若き天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)はドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となる。高慢で不器用な彼は暗号解読をゲーム感覚で捉え、仲間から孤立して作業に没頭していたが、やがて理解者が現れその目的は人命を救うことに変化していく。いつしか一丸となったチームは、思わぬきっかけでエニグマを解き明かすが……。

( https://movies.yahoo.co.jp/movie/350926/story/ より引用)

この映画でベネディクト・カンバーバッチは第87回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされましたが受賞は逃しました。しかし、本人のイメージアップは成功、彼の名を一層高めることになりました。

ブラック・スキャンダル 2015年9月18日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ、39歳の時

( https://movies.yahoo.co.jp/movie/353975/ より引用)

アメリカに実在した犯罪組織のリーダー“ジェームズ・ジョセフ・バルジャー”とFBIの癒着を描いた犯罪ギャング映画。

バルジャーは、1970年代~80年代、ボストンを舞台に、当時市内で一大勢力を支配していた冷酷なマフィアでした。バルジャーの弟ビリーは、州の上院議員でした。

FBI捜査官のコノリーはバルジャーと対立している組織を潰すためにバルジャーと同盟を結びます。これはFBI捜査官コノリーの自身の野心の為の企てでした。

しかし、このバルジャーは身内であろうとも平気で殺すとんでもないサイコパスで次第に暴走、ボストンを支配する大組織の親分に成長していきます。FBI捜査官コノリーにも弟のビリーにも制御できないようになっていきました。

映画で描かれているのは「ゴッドファーザー」にあるような誇り高いマフィアではなく、邪悪で野蛮なマフィアでした。

例えトラブルを起こしたのが身内や女であろうと容赦なく惨殺する、その姿はマフィアの掟や仁義など存在しない世界です。

ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは兄ジェームズを内心では嫌悪している上院議員の弟ビリーです。FBI捜査官コノリーに兄を紹介してくれと言われますが嫌悪した様子で、兄とFBIの陰謀に巻き込まれる悲惨な役柄を演じています。

ドクター・ストレンジ 2016年11月4日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ、40歳の時

(https://www.amazon.co.jpより引用)

MARVEL原作の同名コミック「ドクター・ストレンジ」を映画化した作品、主役ドクター・ストレンジを演じています。それまで悪役や文芸映画が多かった彼にとってメジャー級アクション映画の主役という大役を任せられることになりました。

ニューヨークで働く傲慢で嫌味な外科医ストレンジは交通事故にあい、神経がズタズタになり外科医としての仕事を失ってしまいました。自暴自棄になってる彼は、ネパールにある修行場にいけば病が治るという事を聞きました。

そこに向かった彼が目にしたのは、魔術師の修行場でした。彼はそこで尊師エンシャントワンと出会い、彼女の教えを受け魔術師としての才能をめきめきと見出していきます。魔術師であり医者でもある「ドクター・ストレンジ」として生まれ変わるのでした。彼はやがて、永遠の命を求める悪の魔術師と戦う事になっていくというのが内容です。

ファンタジー映画に見えますが、実は多次元世界を扱ったかなりSFチックな話にもなっています。

https://worldtheater-pj.net/2019/01/22/avengers-series-190118-doctor-strange/より引用)

この映画のストレンジは非常に好評で、以降のMARVELシネマティックユニバース作品の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にも出演することになりました。批評家やファンからも評価が高い一方で本作は別の部分から批判が相次ぎました。

原作ではチベットの高僧エンシャントワンを映画化に当たって、舞台はネパール、キャラクターは白人の女性に改変したことで「ホワイト・ウォッシング」ではないかといわれています。これらの意見に対して監督のスコット・デリクソンは「原作のエンシャントワンは古いアジア系へのステレオタイプに基づいたキャラクターであったので白人女性にした」と弁明をしました。

しかし、本当の理由は中国経済に依存したハリウッド映画業界が中国社会に配慮するためにチベットの高僧キャラクター設定に変えたのではないかといわれています。現にこの映画は中国で大ヒットしました。

もしも、そういう思惑があるのならこの設定改変はある意味成功をしていたのでしょう。基本的に評価は高が、本作の悪の魔術師のビジュアルがダサいなど欠点も多くあります。

エジソンズ・ゲーム 2017年9月9日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ41歳の頃

https://www.cinematoday.jp/movie/T0024890より引用)

2017年公開「エジソンズ・ゲーム」では発明王トーマス・エジソンを演じています。本作のあらすじは…

白熱電球の事業化を成功させた天才発明家トーマス・エジソンは、電気の普及のために送電システムの構築に力を入れていく。そんな彼の前にカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスが立ちはだかる。ウェスティングハウスはエジソンが進める“直流”に対し、より安価な“交流”こそ本命と考え、エジソンに対抗していく。そんな中、エジソンのもとで働いていた若き天才ニコラ・テスラも“交流”を主張し、“直流”に固執するエジソンと袂を分かつのだったが…。

( https://www.allcinema.net/cinema/370965 より引用)

映画は直流送電派トーマス・エジソンと交流送電派ジョージ・ウェスティングハウスの骨肉の争い「電流戦争」を描いたシリアスドラマになっています。

本来2017年、カナダで公開されていましたが、プロデューサー、ワインスタイン氏のセクハラ問題などが原因でアメリカでは2019年に公開になり、日本でも公開が遅れ2020年6月に公開となりました。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ42歳の頃

https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw/home.htmlより引用)

MARVELシネマティックユニバースの集大成になった本作ではドクター・ストレンジとして出演しています。

https://www.youtube.com/watch?v=RwQ7wFfyU8oより引用)

宇宙の生命体を半分にしようともくろむ邪悪な魔王サノスが地球に襲来したことを知ったドクター・ストレンジはアイアンマン達アベンジャーズと共同戦線を張り、サノスに挑もうとします。

ドクター・ストレンジで際立っていた傲慢さは薄まり、他のメンバーと強調しながら作戦を練っていく戦略家としての側面が強まっていて、メンバーの中では数少ない頭脳派として作戦を練る姿は中々みどころがあります。

結果、アベンジャーズはサノスに負けてしまい、ドクターストレンジも命を失うという衝撃的な展開が待っていますが…2019年に制作された続編の「アベンジャーズ/エンドゲーム」では蘇った姿を確認できました。

グリンチ 2018年11月9日公開 アメリカ映画

ベネディクト・カンバーバッチ42歳の頃

(https://movies.yahoo.co.jp/movie/364183/ より引用)

過去に幾度も映像化された児童文学の名作「いじわるグリンチのクリスマス」の最新作。アニメ映画で、CGキャラを俳優が吹替えしています。

雪に閉ざされた寒村、ひねくれ者の妖怪グリンチは周囲から浮いていました。他人の幸せが大嫌いな彼はクリスマスを住人から奪おうとしますが、ことごとく失敗していきます。彼の計画は成功するのでしょうか。というのが基本的なあらすじです。

ベネディクト・カンバーバッチが声の出演をしたのは主人公、緑の妖怪グリンチです。シリアスな役柄の多いベネディクト・カンバーバッチですが、今回は珍しく子供向けの映画で、しかもコミカルなキャラクターでの主演となりました。

余談ですが、原作者ドクタースースはアメリカでは神格化されていて、リベラルな人間であることでも有名です。アメリカを代表する児童文学家の一人でもありますが、しかし戦時中は非常に反日運動家としても有名でした。新聞の中で頻繁に日本人は出っ歯で眼鏡をかけたテロを行う危険分子として描いていた事でも有名です。日本人としてはすこし複雑な作品かもしれませんね。

モーグリ ジャングルの伝説 2018年12月7日公開 アメリカ・イギリス合作映画

ベネディクト・カンバーバッチ42歳の頃

(https://ja.wikipedia.org/より引用)

あの名作「ジャングルブック」を映画化した、「モーグリ ジャングルの伝説」。ベネディクト・カンバーバッチは悪役、虎のシア・カーンを演じています。

元々ワーナーブラザーズ映画で制作をされていましたが、同時期にディズニー映画が「ジャングルブック」の別の映画化を始めたことで企画が挫折、それをネットフリックスが買収しました。本作は劇場公開されておらずネット配信で公開された映画です。

ジャングルの中で獣に育てられた少年モーグリ、しかし動物の間で禁じられている「炎の使用」をしてしまったこと、さらには人間と動物では住む世界がちがったことからジャングルを追い出されてしまいます。

そんな中、白人のハンターによって拾われ育てられていくことになるモーグリでしたが…彼がジャングルで友人だった狼を殺して剥製にしていたことを知り恩人の彼とも別れる事になりました。その一方で、彼がいない間に宿敵、虎のシア・カーンがジャングルを支配していることを知り、シア・カーンに戦いを挑むことになりました。

同時期に制作された「ジャングルブック」とは違い、恩人の人間は動物の敵であることを知るなどショッキングな展開が多く暗く陰惨な話が多くなっています。

ベネディクト・カンバーバッチは主人公モーグリの宿敵、虎のシア・カーンを演じていて、「ホビット」に続きまたモーションキャプチャーでの演技と成りました。

1917 命をかけた伝令 2019年12月25日公開 アメリカ・イギリス合作制が

ベネディクト・カンバーバッチ43歳の頃

https://movies.yahoo.co.jp/movie/370266/より引用)

2019年「1917 命をかけた伝令」では「戦火の馬」に続き、第一次大戦を描いた映画に出演することになりました。

映画は「ジョーカー」「パラサイト半地下の家族」などともに、第92回アカデミー賞の受賞争いに参加していましたが、アカデミー作品賞「パラサイト半地下の家族」にを奪われてしまいました。あらすじの内容は…

第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙(たいじ)する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。

( https://www.cinematoday.jp/movie/T0024647 より引用)

監督は「アメリカン・ビューティー」などで話題を集めたサム・メンデス、、ベネディクト・カンバーバッチが脇を固めるなど注目が集まりました。ベネディクト・カンバーバッチは「戦火の馬」でも既に第一次大戦の映画には出演経験がありました。

( https://www.cinemacafe.net/article/2019/11/28/64673.html より引用)

こういったところからファンからは「ベネディクト・カンバーバッチは第一次大戦のコスチュームがよく似合うのではないか」ともいわれています。

本作は最初から最後までワンカットで撮影しているという驚異の映画で、そういった技巧的な面でも注目を浴びていました。

おまけ

(https://www.elle.com/jpより引用)

ベネディクト・カンバーバッチは子供の頃「レイダ―ス/失われたアーク」等のスピルバーグの作品を見て育ちました。その後、2012年念願のスピルバーグ監督作品「戦火の馬」の出演が決まりました。その際にスピルバーグ監督から「ずっと一緒に仕事がしたかった」と両想いの真意が明かされたといわれています。

まとめ

今回調べた情報をまとめると以下のようになります。

  • イギリス生まれで両親とも俳優、奥さんも女優、二児の父。
  • 出生は名門家、イングランド王リチャード3世の血筋。
  • 高校はチャーチルも通っていた名門ハーロー校、大学はマンチェスター大学。
  • ベネディクト・カンバーバッチは意外とふざけた言動が好きで洒落た性格をしている。
  • 暴漢にリンチされていた男性を救った事がある。
  • カワウソに似ているのではないかといわれている。
  • 子供時代は教会の前でパンツを脱いででてくるなどふざけた悪ガキだった。
  • ほとんどの出演作ではスマートな役柄を演じているが、ごくまれに無職やとんでもないトラブルメーカーや化け物を演じることがある。

最後まで読んでいただきありがとうございました。