「x-men」シリーズや「ウルヴァリン」シリーズ、「グレイテストショーマン」に「レ・ミゼラブル」などなど、数々のヒット作に出演するハリウッドスターヒュージャックマン。
親日家で愛妻家でもあり、筋肉バキバキで歌もうまいと外見内面とパーフェクトなヒュージャックマンですが、実は今現在で6度のガンを発症していたことが分かりました。
今回はこの衝撃的なニュースを振り返りつつ、ヒュージャックマンの魅力について探っていこうと思います!
この記事の目次
自身のインスタグラムで癌(ガン)の手術後であることを告白
この衝撃的な告白に心配の声もあったようですが、当の本人のコメントは
「また基底細胞がんだよ。定期的に検査をしているし、素晴らしい医師にかかっているからすべて大丈夫だ。絆創膏を貼っているほうが、ない時よりも深刻に見えてしまう」
# 日焼け止めを塗りましょう
と、心配するファンに向けて”大丈夫だ”とメッセージを送りました。更には医師の助言もあってか、ハッシュタグで予防策まで添えています。
最初の異変に気付いたのは妻デボラ=リー・ファーネスのおかげ!?
最初の皮膚ガンが発症し、除去をする手術を受けたのが2013年の事。自分では気づかなかったそうですが、最初の異変に気付いたのは妻のデボラだったそうです。
どうやら最初は、ホクロに似た状態だったそうですが、それに何かしらの違和感を覚え、除去を勧めるに至ったそうです。
妻デボラ=リー・ファーネス「ホクロを1度医者に診てもらったほうがいい」
それにしても、いつも見ている旦那の顔に小さな違和感を覚え、除去を進めるなんてのも凄いですよね。長年一緒に過ごし、分かった事なのでしょう。
そして検査に臨み自身の“ほくろ”だと思っていたものが”ガン”だという事が分かり。妻への感謝を表しながら、同時にファンや世界の人々に予防を呼び掛けています。
「ああ、彼女は正しかった!それは基底細胞癌だったんだよ。どうか僕みたいに愚かにならないで欲しい。ちゃんと検査を受けること。それから、日焼け止めを使うんだ!!」
しかしながら、日本人の間では妻デボラ=リー・ファーネスがブサイクだと話題になっているようです。2人の若い頃や馴れ初め、本当にブサイクなのか、ヒュージャックマンの愛妻家っぷりが分かるこの記事もついでにチェックしてみましょう!
それから現在まで計6回の皮膚ガンを発症&除去
妻デボラ=リー・ファーネスの助言で皮膚がんの除去に成功したヒュージャックマンだったのですが、後に肩や鼻にも転移が見つかり、現在に至るまで計6回もの皮膚がん除去の手術をしています。
発症&除去後の現在は
そんな過去の再発、除去を繰り返し、また再度発症することも考えられる為、覚悟はしているとのことです。3か月に一回位のペースで皮膚がんの検診を受けており、現在では予防にも力を入れているんだそうです。
2014年に皮膚がんの事について聞かれたヒュージャックマンはこんな風に答えています。
- 「僕は未来について現実的に考えている。もう1度、いや、あと何回も、同じ病気にかかる可能性は高いからね。昔は『日焼け止めを塗れ』なんて言われなかったから、オーストラリアでは多くの人がかかっている病気だよ」
- 「僕らは子どものころに日焼け止めを塗るように言われたことがないので、イギリス系のオーストラリア人には珍しくない病気なんだ。この病気のいいところは、きちんとした定期健診を受けることで予防できることだよ」
現実を謙虚に受け止め、情報の発信が個人で出来る現代で、同じ皮膚ガンで苦しむ人が少なくなるように自身のsnsなどで、予防に関する呼びかけなどを多く行っているそうです。
他にも自分のようになってはいけない。呼びかけるような投稿も…。
「日焼け止めを使わないとどういうことになるかという例がこれだ。基底細胞がん。がんの中では軽いものの一つだが、深刻であることには違いない。日焼け止めを使用し、定期的な検診を受けてください」
実際、若い頃に日焼けをよくし、日焼け止めを塗らなかったことが原因(※個人差はあります)とされていますので特に子供やまだ若い世代に対する呼びかけとなっている様です。
ヒュージャックマンの呼びかけに絶賛の声
自身の経験を活かし、全世界にたいして皮膚がんの予防を伝えているヒュージャックマンに、ファンやメディアからは多くの賛同や絶賛の声が集まっています。
- 「彼はこの問題を何度も繰り返し強調してくれて、素晴らしいと思う」
- 「僕も何度も皮膚がんの治療を受けてきた。みんな、日焼け止めを塗ろう!」
- 「私も黒色腫を切除してもらって、リンパ節を検査してもらわねばなりませんでした。恐ろしいものです。お大事に!」
- 「彼は数少ない良心的なセレブリティだと思う」
日本でも人気が高く称賛される理由も分かりますね。ヒュージャックマンの人気の高さや実績なども、この献身的な対応から学ぶことが出来そうです。
「鼻、裂けるよ。」映画「グレイテストショーマン」で歌うのはドクターストップが出ていた!?
19世紀にアメリカに実在した興行師(PTバーナム)がサーカス団を結成するまでを描いた大ヒット映画「グレイテストショーマン」。ミュージカル調の作品で、歌ったり踊ったり動きが激しい映画でありましたが、実はヒュージャックマンはこの映画で歌う事を禁止されていたそうなんです。
ヒュージャックマンがこの映画のアイデアを出した頃、実は自身は皮膚がんの手術を前日に控えていたそうなんです。そして医師に相談したところ、もちろんNO。
なんせ、その皮膚がんの手術と言うのが、鼻を80針以上縫う大手術だった為、「歌ったら鼻、裂けるヨ。」とドクターストップがかかっていました。
「歌ってはいけない。今、鼻を80針縫ったばかりなのだから。本当に裂けて、感染症を起こしてしまうよ」
感染症を合併するからダメだよと医師から念を押され、ヒュージャックマン自身もこう答えていました。
「心配しないでください。そんなリスクは冒しません。ただセリフを言って、歌は他の人にやってもらいます」
と答えていたそうなのですが、実際はがっつり歌っていますね。(笑)およそ7年半もの間、取り組んでいたプロジェクトだったそうで、思い入れもあり、曲とシーンに引き込まれたとも語っております。
まとめ
- 妻デボラと芸能関係者の勧めでガン発覚
- 最初に発症した2013年から現在まで計6回の皮膚がん(主に上半身の鼻、肩)摘出手術
- 自身の経験を基に全世界へ皮膚がん予防の発信
- セレブの中でも特に献身的な姿に絶賛の声